雲がぶつかる音

生活と体質を改善中

共通点

最後まで読めるだろうか?と自信がなかった「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を読み終えた。読み始めたら面白くて止まらなくなってしまった。

 

ニューヨーク育ち、17歳の主人公は大人びていて、日本のド田舎で育った私には考えられない経験をしている、と思いながら読んでいた前半から一転、後半は子供っぽいところが露呈して「あんた何してんのよ~」と笑いつつ、突っ込みながら読み進めた。

妹が10歳なのにませていて器が大きく感じるのが不思議。妹の前で大泣きした主人公を見ていたら、こちらも泣けてきた。

アメリカの10代の読者が心酔するような共感は味わえないけど、良い読書ができました。

一つだけ主人公のホールデンと私の共通点があった。口癖というか声には出さないけど頭の中でよく言っている「やれやれ」ってやつ。私も色んな出来事を「はぁ、やれやれだわ」と片付ける。

 

次は十二国記シリーズを読む予定だ。

今月は江戸時代から1996年と1940年頃?のニューヨークときて、次は異世界へ。読書の旅は続くのでした。

 

写真はまた使い回し(^_^;)